グループ展の様子
あっという間に5月。
空が青く、日差しも強い!
衣替えを済ませて(といっても衣装ケースを上下入れ替えただけなんですが)、
気分的にもすっきりです。
さて、先日のグループ展「女を描く vol.9」が終了して10日経ちました。
あらためまして、ご来場くださった皆さん、どうもありがとうございました!
最近やっと展示を振り返る余裕が出てきたので、会期中の様子をご紹介します。
記録写真。
ひとりのイラストレーターにつき5点、
10代〜、20代〜、40代〜、60代〜、70代〜の各世代の女性を描くという企画でした。
参加メンバーそれぞれでテーマや切り口が違っていて、
見応えのある展示になったのではと思います。
テーマは「K珈琲の常連さん」
今回の展示で意識したことが、ふたつあります。
まず、絵について。
私のなかで、女性って(願望でもあるのですが)、
年を重ねるにつれて自分の好きなものがはっきりして、
苦楽を超えてどんどん自由でハッピーになっていくというイメージ。
明るく爽やかなイラストレーションを心がけました。
次に、展示方法について。
昨年OPA galleryさんでの個展を経て、”展示する”ことの意味をいろいろ考えてみたときに、
ただ絵を飾るのではなくて、お客さんがその場にいること自体を楽しめることが
大事なのかなと感じたんです。
それで、”見る人が楽しめる展示”にしたいと思いました。
テーマは「K珈琲の常連さん」。
同じ喫茶店の店内にいる常連客の女性たちを、女主人の目線で切り取って描くことにしました。
場所が喫茶店なのは、私自身、コーヒーが好きだからという単純な理由です。
あたまの中で理想のお店をつくって、店内の見取り図を描いてみて、
この席にはこの年代の女のひとが座りそう〜
ここからこう見たらこうなるだろうな〜
そんな感じで作品をひとつずつ描いていきました。
5点全体を見渡すと、共通点が見つかったり、
喫茶店での女性たちの位置がなんとなく想像できるようになっています。
実際に会場でお客さんにこのことをお話しすると、
「ああ、なるほど。これとこれが同じだなーと思ってたんです!」
「こういうお店あったらいいですね。」
と楽しんでいただけている様子で、ほっとしました。
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会期の6日間、毎日在廊していたこともあって、たくさんのかたから直接ご意見や感想を
うかがうことができて、それが何より励みになっています。
まだまだ課題や反省はありますが、参加できてよかったと思える展示でした。
ありがとうございました!
作品ひとつひとつについては、WEBサイトのgalleryにアップしてありますので、
ぜひそちらをご覧くださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます*
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